「痴漢に安全ピンを刺すこと」について私が思うこと
近頃ちまたで「痴漢対策に安全ピンを刺す」問題が話題に上がっている。
やりすぎじゃないのか。傷害になるのでは、と。
確かに怪我をさせてしまったらいけないのかもしれない。
傷害罪とか訴えられるかもしれない。
そう考えると危ない。
でもまず痴漢に言いたい。
刺されるようなことをしてることを自覚しろや、と。
大前提として悪いことしでかしてるのは痴漢本人やん。
その痴漢行為自体が刺されるくらい危険な行為だと知れよって。
社会的にも死ぬやん。
めっちゃリスク高いやん。
(あれ、痴漢も命がけだな。ま、いいか。)
というか。
黙っておとなしく触られてるのなんてAVの中だけやぞ。
いつまで寝てんねん。目覚ませや。現実見ろ。
って思う。
とまぁここまでは個人的感情なんだけど。
実際に安全ピンを使うことに関しては私ならちょっとオススメできない。
というのも私自身も若い頃痴漢に遭ったことがある。
その苦い体験から「安全ピンは危ない」と思うんだ。
昔私はとてもブサイクだった。(今もそうだけど)
でも初めて好きな人ができて、その人に女性として見てもらいたくて、ものすごく頑張っていた。化粧したりダイエットしたり。
それまでの私は痴漢とは無縁で自分が女として「ナシ」だと思ってた。
その日までは。
自分の努力のおかげか、せいか、ある日の帰り道、知らない男に襲われた。
「死にたくなければ言うことを聞け」と言われ、首元に尖った何かを突き付けられた。
死にたくなかったから従った。(生きたかったし)
その時警察(おっさん)にこんなことを言われた。
「そんな恰好だから」(制服ですけど)
「ひと気のない道を歩いているから」(通学路ですけど)
「なんで大声出さなかったの」(騒いだら殺すって言われたんですけど)
え?私が悪いの?そうなの?
制服着てたから?外歩いてたから?
そもそも私が女らしくなろうと頑張ったことがダメだったの??
当時わけがわからなくなりめちゃくちゃ自分を責めた。
それ以降夜の外出も控えたし格好にも気をつけるようになった。
それが悪いみたいに言われたし自分が悪いと思ったから。
でも1年後、また被害に遭った。
今度はスカートでもない、シャツにデニムで、なんと家の目の前で起きた。
最早ひと気のない道とか服装関係ないやんって思った。
その時ふと「なんで大声を出さなかったの」と言われたことを思い出して勇気を出して声をあげた。
そしたら驚いた犯人が殴ってきた。
そしてカバンを奪って逃げた。
そう。大声出すと逆上するんだよ。多分ブザーも同じだと思う。
ビックリして攻撃してくる可能性がある。
だから安全ピンも危ないと思う。
逆上して殴ってくるかもしれない。
やるなら一撃で動けなくなるくらいにしないとこっちが危なくなる。
こんな時コナンの腕時計型麻酔銃があればいいのになって思う。(←最近コナンめっちゃ見てる)
が、現実にそんな便利なものはないので、今度遭った時は死なない程度に半殺しにするつもりで倒そうと思っている。
まぁもう年も年なのでそんな輩も来ないとは思うけど。
来たら半殺そうかな~と思っている。
実際にはそこまでしないかもしれないけどそれくらいの意気込みで生きている。
これ以外にも小さい被害なら遭ったけど、大きな事件はこの2つで実はいまだに犯人は捕まっていない。
どこかでくたばってくれてたらなって思うけど可能なら500発くらい生卵ぶつけたい。
ひとつだけ良かったのは今生きているということ。
屈辱ではあったけれど、そのせいで、おかげで、たいしたことでは動じなくなった。
「あの日に比べたらなんぼかマシやん」って思えるタフさができた。
男性不審になることもなく、自分を好いてくれる人もいたし、きっと私は幸せなんだと思う。(もしくは能天気)
まぁでもね。
痴漢からは自分で身を守るしかないと思う。
過剰と思うくらい自分を守っていいと思う。
そもそも痴漢するやつが悪いんだし、悪者に遠慮はいらない。
ただ逆上する可能性があるから気をつけてねって言うことを言いたかった。
どうか痴漢の息子たちがもげますように。
心からお祈りしてます。(ついでに爆発しろ)
以上30後半女の独り言でした。